アドレス日本一周 east[51]
投稿日:2013年9月10日
室蘭発祥の地
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JR洞爺駅前を出発。国道37号を行く。
伊達市に入り、長流川を渡ったところで、アドレスを止める。正面には有珠山、その右手奥には昭和新山が見える。ここからだと、2つの火山の噴煙は見えない。
国道37号のすぐ近くの伊達温泉(入浴料420円)に寄っていく。大浴場と露天風呂。無色透明の湯。湯から上がると大広間で昼食。カレーライス(550円)を食べた。
昼食後の最高に気持ちのいい「15分寝」をしたあと伊達温泉を出発。国道37号で室蘭市に入る。国道の脇の白鳥湾展望台から室蘭港にかかる白鳥大橋と、その奥に広がる北海道屈指の重工業都市であり港湾都市でもある室蘭の町並みを眺めた。
室蘭は太平洋と内浦湾(噴火湾)を分けるようにして突き出た絵柄半島のつけ根に位置している。その絵柄半島の西端が絵柄岬、南端が地球岬、東端がイタンキ岬になる。
白鳥大橋を渡って絵柄半島に入り、まずは半島西端の絵柄岬に行く。
絵柄岬突端の展望台に立つと、内浦湾の海岸線を一望する。有珠山や昭和新山が見える。さらには対岸の駒ヶ岳も見える。
絵柄岬周辺の絵柄は室蘭発祥の地だ。アイヌ語の「突き出た頭」、つまり岬を意味するエンルムに由来する地名だとのことで、江戸時代初期に開かれてからというもの、明治維新まではこの地方をいいあらわす地名になっていた。